2019年5月30日木曜日

仮想通貨で損益の確定は適切に計算されているか?確定申告状況2018

「おくりびと」 という呼び方を最初に聞いたときに「いい表現ではないな」と感じたので、仮想通貨で儲けるという発想をスルーしてしまいました。

ブロックチェーンの技術には興味がわきましたが、仮想通貨の取引とは距離をおいてしまったのです。

とはいえ、好奇心が反応したので、ときどき調べたりしていました。
仮想通貨を「所持」するための「ウォレット」とか、まあいわゆる財布のことですよね。そういうのには興味がありましたので。

本日のニュースによると、

全体の申告から公的年金以外の雑所得の収入が1億円以上あった465人を抽出し、このうち、仮想通貨取引による収入があったのが271人だった。

とあります。

国税庁が仮想通貨関連の申告状況を公表するのは2度目となる。


ここで整理しておきたいのは、以下の点です。

・事業所得や給与所得 + 雑所得
雑所得のみ


ニュースで報じているデータは、以下のどちらでしょう?

・確定申告している個人のすべての収入の合計が「雑所得を含めて1億円以上」
・確定申告している個人の収入のうち「雑所得だけで1億円以上」

まだニュアンスが違いますかね。

もう一度、該当する文章を引用すると、

公的年金以外の雑所得の収入が1億円以上

雑所得の収入
 1億円以上

これは「税金を納税する前の収入金額」なので「実際に手取りできる利益」となると、単純計算でも半分以下ですよね。

仮想通貨で仮想通貨を「買った」ときの「利益発生」も、なんだか解釈がややこしいのです。

何が気になるかというと、「仮想通貨の取引に関して2018年現在の法律の解釈で適切に申告できていた」かどうかです。

いわゆる「損益の確定」です。

ちゃんと適切に計算できていたのなら、すごいことだと思います。


というのも、

17年比で18%減の271人

それでは「2017年の申告で修正はなかったのか?」
そういう情報は、あったとしてもまだ揃わないと思いますが。


271人が多いか少ないかではなく、271人という人数は「全員を把握できる人数」だと思うので、それこそ「ややこしい仮想通貨に関する税金の取り扱い」を「適切に計算できていいたかどうか」をチェックするのは、決して困難でも不可能でもないでしょう。


確定申告は、スマホからも手続きできます。


18年分からスマートフォン(スマホ)でも確定申告が可能になった。スマホの専用画面を使って申告書を作成・提出したのは36万6千人だった。


国税庁によると、18年分の所得税の確定申告を提出したのは2222万人で、17年分からほぼ横ばい。所得額は42兆1274億円で17年分から約1.7%増えた。



行けそうで、行けなかった、向こう側。
あせらず勉強を続けていきます。


written by 水瀬次郎


2019年5月29日水曜日

レタスは加熱調理しても美味しいですよ!

レタスの生産量、茨城県が全国第2位だそうですよ。 

生産量と出荷量は違うのかなと一瞬考えつつも、統計そのものは毎年データが変わることですし、細かいことは気にしない方向で。 

とりあえず、たくさん生産していることにかわりありませんからね。 


レタスは土浦市でもたくさん栽培されていて、見事な眺め。

畑が壮観です。

 いちばん多く出回るのは、今頃のような気もします。

どうでしょう。

初夏のレタスは、これまたシャキシャキの触感も心地良いですよね。

 私は野菜炒めに混ぜて頂くのが好きなので、どちらかというとサラダというより加熱調理派。

 加熱されているほうが、食べやすいからかもしれません。


子どものころは生野菜サラダが大好きでした。

というか、ドレッシングの味が好きでした。 

大人になってからは、野菜炒めなど、加熱調理されているメニューのほうが多くなりました。


written by 水瀬次郎

2019年5月27日月曜日

小松菜の出荷量No.1は茨城県!発祥はお江戸東京小松川エリア

小松菜、おいしいですよね!

もともとは東京の小松が発祥地だったかと思います。
念のため調べてみました。

すると、江戸時代の書物「新編武蔵風土記稿」に記載があるようです。



「菜は東葛西領小松川辺の産を佳作とす。
 世に小松菜と称せり」

 現在の江戸川区です。
小松川公園のエリアでしょうか。
江戸川区のホームページで紹介されています。

小松菜の由来

江戸の豊かな自然の恵みを想像するのも良いですね。

地名が、野菜の名前の由来になっているケースは多いです。
東京というより江戸で。

たとえば、

谷中しょうが

練馬大根

あたりは、かなり有名なのではないでしょうか。




小松菜です。
私は油で炒めて食べるのが好き。
シンプルに塩味。あるいは、卵と一緒のときは醤油。
しゃきっとした歯ごたえも、良いですよね。

料理するときに、キノコ類と一緒なのが良いようです。
相性ですね。
カルシウムの吸収率が向上するようです。
たしかに『美味しい料理』って、理にかなっていることが多い気がします。
小松菜を炒めるとき、エリンギやシメジ、まいたけ、えのきなど、自然に混ぜています。
納得です。


 現在、茨城県が出荷量No.1。
また、埼玉県が出荷量No.2。
江戸東京と隣接しているエリアですね。


【参考】

小松菜の日 





written by 水瀬次郎

2019年5月24日金曜日

神栖市を中心にピーマンの栽培で出荷量第1位!茨城県産品

ピーマンは好きですか? 私は好きです。

どちらかというと、油で炒めたピーマンが好きかな。
絶妙な苦味と甘みのハーモニーが感じられるので。
米油もしくはオリーブ油で、からっと炒める。味付けは塩もしくは醤油。
シンプルなほど、美味しく感じられます。

茨城県のピーマン出荷量は、日本全国第1位。
これは納得!
とくに神栖市のピーマンは、県内でも流通していて、手頃な価格で購入できます。
袋に、たくさん入っている状態で販売されることもありますし、1個10円で自分で袋に入れる売り方も見かけます。

ピーマン畑は、見たことありますか?
施設園芸と呼ばれていて、ビニールハウスというか、屋内型ですが。
緑が太陽で明るく映えわたるので、美しい眺めです。

ピーマンの種を蒔けば、発芽します。
実際に食べられる実が結ぶかはともかくとして、気軽に発芽させて葉や茎の緑を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ピーマンの種を捨てずに、保存しておいて、グランドカバーとして発芽させるのもおすすめです。あくまでも個人的な楽しみ方ですが、お金をかけずに栽培するコツとして。

日本全国第1位の、ピーマン出荷量。そんな茨城県でも、宮崎県産や高知県産のピーマンが出回ることも多いです。それぞれ美味しいですからね。

茨城県産のピーマンは、やや小ぶりで、味が濃いかなという印象ですが、季節や気候に味は左右されるので、あくまでも個人的な印象です。

written by 水瀬次郎

江戸崎かぼちゃ 最高に美味です!茨城県かぼちゃ出荷量は全国第3位


かぼちゃ、さっそく食べました。 ふかしたので、ほくほくです。

茨城県は、かぼちゃ出荷量が第3位とのこと。ちっょと意外です。というのも。

まず「江戸崎かぼちゃ」ですが、これ、かなりの高級品です。ブランドですよ。

なにしろ「価格が高い」ので、地元だからといって、そうそう毎日のように食べられるわけではないからです。
それでも、出荷量が多いということは、全国で買っている人も、それなりにいるということ。

わがやでも、江戸崎かぼちゃは好まれています。家族みんなが大好きです。でも、何回かに1回の割合ではないでしょうか。価格の面で、すべての購入かぼちゃを江戸崎かぼちゃにすることはできないのです。現実です。あとまあ、時季もありますが。旬の品が入荷すれば、そちらを優先することもあります。

江戸崎かぼちゃにも、価格差があります。手頃価格、ブランド価格。

なお、箱入りで販売されている高級ブランドそのものの「江戸崎かぼちゃ」が、お手頃価格で販売されていることもあります。あるには、ある。でも、そんなときは大人気すぎてしまい、すぐに売れ切れ。

かぼちゃって、重いじゃないですか。
いっぺんに、そんなにたくさん、持ち歩けないというのもポイント。

でもまあ、箱で買ったほうが、お得です。

単価が高ければ、箱で買えば数量分だけ価格も高くなるのは当然ですが、一個当たりの価格はお得になっていきます。

とにかくお得な価格の日を狙い、しっかり確保しておいて、場合によっては冷凍保存しておくことも。


なお、「ふかす」「蒸す」「煮込む」という前提であれば、料理するときのサイズにカットしておいて、それを冷凍庫に保存しておくと便利です。もちろん、加熱調理したときの味は、まったく遜色ありません。


まあ、常温の江戸崎かぼちゃを、新鮮なうちに調理して食べるのが、最高に美味であることは確かです。


梅雨の季節で、じめじめと大変なことも多いですが、旬の美味しい野菜を食べで、元気に乗り切りましょう。



written by 水瀬次郎

2019年5月23日木曜日

鹿島神宮 潮来あやめ祭りの季節の清々しい空気で深呼吸を




神社への参拝は、都合の良いときに。

そんななかで、意外と狙い目かなと感じているのが、5月下旬から6月にかけて。

梅雨入り直前、もしくは梅雨の季節。

とくに「晴れた日」の清々しさは、最高です。

夏越の祓いの前は、どちらかというとすいています。



梅雨の合間に晴れると暑いです。

けれども、なんだか心地良く感じられたりします。

木陰や、美味しい水や、すーっと通り過ぎていく風。

さりげない、ひととき。



鹿島神宮への参拝も、梅雨に前後する初夏の季節、かなりおすすめ。

意外と、いい感じで人がばらけていたりして、広さを自分たちで独り占めしているような気分になることも。



私は長い間、実は知らなかったことがあります。

鹿島城のことです。


鹿島城の存在



城山公園の桜は有名で、地元では名所ですから、何度も歩いているコース。

名前から「城山」なので察することはできるのですが、本当にお城があったとは。

きちんと認識できていませんでした。

言われて見れば、見事な縄張りです。



鹿島城を認識できたきっかけは、小山の姫様です。


ツイッターで、姫様のつぶやきを見ました。
そこに描かれていたのは、鹿島城と鹿島神宮



向こうに広がる、水の景色。
北浦ですね。

もしかすると、「香取海」の時代でしょうか。
江戸時代の利根川東遷よりも前の時代の、戦国の城。

やはり、視覚で認識できると、圧倒されます。

確かに。

あの山道、あの水際、などなど、記憶と知識とがつながって、

『たしかにお城だ』

と納得。



地図で見ると、すぐ、そこ、です。が、歩くと、かなりの距離に感じます。

子どもの頃の記憶のせいも、あるのかも。

体が小さいときは、1kmが凄い長いですからね。

大人にとっては、すぐ、そこ、という距離。

車で移動するようになると、なおのこと距離感は変わります。

子どもの頃の記憶だけが、ぽつんと取り残されて、奇妙な先入観や偏見につながってしまうこともあるのでしょう。


スムーズに歩けます。 散歩コースにもおすすめできますし、森林浴気分で新緑の中を歩く人も多いです。 ここ、本当にお城だったんですね。
城跡や古墳など、「え!そうなの?」と驚くことは、多い気がします。 でも、知らないなりに、歩いたり見たり聞いたりしているので、「さまざまな情報が結びつく」という感じです。 点と点がつながっていき、全体像がしっかりと見えてきます。 そういうことだったんだ、と。 納得できる瞬間は、とても世界が開けて感じられますし、時の流れもリアルな感覚で把握できます。

うん。

確かに、お城です。

そういう石碑や看板も、あったかもしれない。そんな気がしてくると、理解のスピードも早まります。


そうとは知らずに、慣れ親しんでいること。だからこそ、色々と出かけたりしておくのは、良いことなのでしょう。

なにもかもを最初から把握しようとせずに、ごく自然に慣れ親しんでいく感覚。身構えるのではなく、自然体で歴史や風習が体に染み込んでいく感じだと思います。

そういうのもまた、素敵なことだと想うので、気づいたときこそが、気づくべきタイミングだったと考えることにします。


大人になってから、あらためて知ること。

知っていたはずなのに、理解できていなかったこと。

新しい視点で、認識できるようになること。

いろいろあります。

面白いものです。

そんなわけで、この初夏も、意外な場所から好奇心を刺激される日々を過ごしています。



ブラタモリ「ちばらき」放送されました。2019.6.1.土曜日


鹿島城も、鹿島神宮も、緑が豊かなエリアです。 新鮮な空気を堪能できます。 私たちも動物なのですから、たまには美味しい空気を存分に吸って、心地良い時間を過ごしましょう。 遠慮なく二酸化炭素を吐き出したら、夜に植物たちが酸素に換えてくれます。
高原ではありませんが、濃厚な空気を味わえますよ~


【参考記事】

水郷潮来あやめ祭り 舟からの眺めもお楽しみください




二等辺三角形の神秘!東国三社それぞれの社殿が向いている方角とは


written by 水瀬次郎

2019年5月19日日曜日

ウエサク満月 2019

今年も、五月の満月が来ました。

ウエサク満月とも呼ばれている、五月の満月。

天界とつながる道が開いて、願い事を聞き届けてもらえます。

素敵な願い事にしましょう。

あなたが、しあわせになり、

そのしあわせで、あなたのまわりもしあわせになることができて、

結果として世の中も、惑星単位の「地球」にとっても、

素晴らしいことになるように、

素敵な願い事を。


written by 水瀬次郎

東京バベルタワー

「近未来」という表現は、いまでも使われるのでしょうか。

いつか、こんな未来が来る。

いつか、そんな景色が見れる。

そんな夢を見ていたころが、たまらなく懐かしくなるときがあります。


すると、不思議なことに、『これから訪れる未来』に対して、懐かしさを感じてしまうのです。

ただの夢です。夢物語の妄想絵巻。それが懐かしい。

だから、2020年という未来もまた、

これから訪れる時代のはずなのに、

どこか懐かしくなるのです。



まだ見ていない景色。

『こうなるかも』『そうなると面白い』

と予想しながら、

見当外れだったと思い知っても。



「東京バベルタワー」は、空想の世界ですが、

心のどこかで期待していた「当時の私」がいて、

ひどく懐かしく思えてしまうのです。



【参考記事】バベルの塔かガッレリアか



どういうわけか、

「東京バベルタワー」の絵を見ていると、

愚かな人間というよりも、

惑星レベルでは自然と調和しているような気分になります。


もっと美しい都市空間が現れるような気がしていたのに、

まだまだ及ばないですね。

電線が地中に埋められて、宇宙が広く感じられる場所もありますが。




不自然を極めていくと、なぜか究極の宇宙に達してしまいそうな、もはや現代科学なのか古代文明なのか、まあ結局は空想世界なのでしょうが。


written by 水瀬次郎

2019年5月10日金曜日

飛鳥山全体を見下ろせる北とぴあ展望フロア

北とぴあ。

いろいろなイベントを、開催しています。

不定期だったり、特別だったり。

東京都北区のシンボルです。



 「北とぴあ」

 17階は、無料の展望フロア。 




 バーラウンジになることも!


行政が活用している「北とぴあ」ですが、柔軟にイベントが開催されています。




人が少なめで、ゆったり過ごせるのがおすすめポイントです。


北とぴあ!すぐ近くは飛鳥山! 

 春は桜、もちろん飛鳥山はお花見の名所です。



 江戸時代から続く、伝統的に「羽目を外してもよい」とされ続けている、お花見スポット

展望フロアから、見下ろせます。

JR王子駅前の「北とぴあ」の展望フロア。




新緑の季節は、こんもりまる~く見えます。


初夏は新緑の輝きに混ざって、色あざやかなツツジも咲きます。






一年を通じて、さまざまな花が咲くエリアです。

梅雨の季節 あじさいの名所


JRの線路沿いには、「飛鳥の小径」と呼ばれるコースが整備されています。

雨あがりの水たまりにご注意ください。
あじさいは大きくて、たくさん咲いている日は圧倒される勢いです。

けれども、あじさいに関しては、JR王子駅ホームからの眺めが最高かもしれません。

王子駅の高架ホームが、ちょっと高台な雰囲気になるからです。

もちろん電車の車窓からも見えます。

下車する時間的な余裕がない人でも、王子駅を通過される場合は、駅に到着もしくは通過する頃に、飛鳥山の方角に注目してみてください。



季節の花が咲きます


秋は紅葉も素晴らしいです。

冬は、桜は落葉しますが、常緑樹のツバキが見ごろに。

四季を通じて、さまざまな色彩と雰囲気を満喫できます。




いちばん混雑するのは、なんといってもお花見の季節です。

続いて、あじさいの頃でしょうか。

季節の花が咲いているとはいえ、シーズンオフのように人がまばらな日も少なくありません。

そんなときは、自分たちの庭のように満喫できます。


飛鳥山の下は、王子駅。


JR王子駅から、北とぴあへアクセスできます。

山を登れば、都電荒川線の飛鳥山駅。

どちら側でも鉄道を利用できるので、夜の散歩や歩きつかれたときでも安心です。



あじさいの季節に崖を味わってみては?

飛鳥山は、東京でいちばん低い山。
山というより台地と言ったほうが、ニュアンスが伝わりやすいかも。
あじさいの咲く季節に、飛鳥の小径を歩いてくと、線路沿いの崖に気づくことができます。

まさに、切り立った崖です。

かつては、崖の下の低地は水産加工場と呼ばれる広大な貝塚エリアでした。
といっても、縄文時代や古代のこと。すぐそこまで東京湾が迫っていた頃の話です。


切り立った崖を目の当たりにすると、東京の地形と起伏を思い知らされます。
普段はビルの高さや複雑な地下鉄路線のおかげで、どこまでも平らな都市というイメージを持ってしまうこともありますが。

明治以降、都心の坂道は工事で傾斜角度を緩やかにしているので、江戸の都と現代の東京では、かなり違うのかもしれません。

それでも、飛鳥山のように「都心の中心部」から、ほんの少し離れるだけで、かつての野性味溢れる自然を感じられる場所もあります。


人の少ないタイミングで散歩しておくと、土地勘ができます。
すると、次のお花見の季節に、その勘を活かせますよ。
人の賑わいを無理なくかきわけながら、夜桜を楽しめるからです。







東京都心部の中心から、少し北に位置する帰宅・王子駅周辺。

飛鳥山の散策も含めて、ゆっくりとお楽しみください。



よかったら飛鳥山の記事こちらもご参考にどうぞ↓

飛鳥山公園アスカルゴは無料のモノレール




飛鳥山で日本経済の光を感じられる青淵文庫




written by 水瀬次郎





2019年5月6日月曜日

なんじゃもんじゃの木が砧公園で初夏の香り漂わせる

ヒトツバタゴは、砧公園でもすくすく育っています。




砧公園の、ヒトツバタゴ。
「なんじゃもんじゃの木」として認識されています。


砧公園の芝生広場です。

砧公園の植物いろいろ!ヒトツバタゴも


5月に白い花が咲く。まさに花盛りのタイミング。

風に揺れる枝から、ふわり香りも漂ってきます。

モクセイ科。

キンモクセイと同じく、モクセイ科。それゆえの、良い香りということでしょうか。

初夏に感じる、さわやかな香りです。



ヒトツバタゴの花ことばは、「清廉」



ちなみに、他のモクセイ科は?

ご参考までに。


キンモクセイ 謙虚

ギンモクセイ 初恋 高潔




なんじゃもんじゃの木はヒトツバタゴ!一つ葉トネリコ



ヒトツバタゴの清廉は美しいがゆえに



written by 水瀬次郎



気候に合う木造建築でも維持管理コストの高さがネック



木造建築の建物は、メンテナンスを行って、実際に使い続けていれば、長持ちします。
築年数が百年を超えている古民家もすくなくありません。

でも、メンテナンスには費用が掛かるのが現実です。

歴史的建造物や登録文化財にすることで、補助金や助成金を受けられるようになるなら、維持管理しやすくなるでしょうか。

コストを軽減できれば、もっと有効活用されやすくなるのかもしれませんが、いろいろ大変ですよね。

大変な中でも、有効活用している実例は、増えています。


旧寿屋本家「きゅうすやほんけ」
江戸時代は、カツオブシ問屋でした。






旧寿屋本家活用・改修プラン

2017年3月、文化庁により一宮町の歴史的建造物3軒8棟が登録文化財に指定されました。



古民家は、カフェとしての利用が多いですね。
やはりというか「収益性」も必要なのでしょう。

古民家や、築80年以上の木造建築の住まいは、
意外と「天井が高い」ことに驚かされます。

昭和の建売分譲住宅は天井が低めなので。


和室の広さも、
「8畳あるのがフツウ」なくらいが、
木造建築には合理的じゃないかと感じています。

4畳半や6畳は、湿気がこもりやすいんです。

8畳あると、ほどよい感じに湿度が調整されます。
しかも自然に。










世間的にはミニマムな住まいも人気ですが、それは「家賃・予算・維持管理コスト」の問題もあるからではないでしょうか。

メンテナンス性と将来のリフォームコストを考慮すると、ある程度の広さがあったほうが、住まいを長持ちさせやすいです。





保存と同時に現在進行形で有効活用し続けることが課題ですよね。

日本ですから「耐震性」も問われます。

しかし、壁の漆喰や珪藻土が崩壊しても、建物の構造体は関東大震災などを乗り越えて無事だったりするので、木造建築の頑丈さも素晴らしいです。

予算があれば、いつの時代も良質の木材で、堅固に建築できるということなのですが。

現代は、技術も科学も進歩しています。どうすれば、強くて快適な住まいになるのかも、わかっている。なのに、マイホーム建築では予算の問題も大きくなるため、わかっていても「減らす」「弱める」「省略」などになってしまうというのが。


衣食住。

「気軽に服を買える」
「食べ物に困らない」
のと同じように、
「誰でも気軽に安全な家に住める」
ようになっていくと良いのになと思っています。

不動産投資やアパート経営を考えている人が増えている気がしますが、空き家が増えるスピードも加速しつつあるように思います。

住まいを「一生に一度の買い物」としてではなく、その気になれば「すぐに買い替えてもいい」「住み替え自由」になっていくほうが、維持管理コストを抑制できる気もします。

住宅ローンを利用するのはかまいませんが、30年ではなくもっと普通に5年で返済完了できるように、「収入」「価格」「価値」の変化があれば良いのにと思います。

「保存食を買っておこうよ」
「スーツもう一着あるといい」
というくらいの感覚で、
「家を買おう」
と自然に買える世の中になる。
そう思ってたんですけどね、子供のころは。

『このまま人口が増え続けたら大変なことになる。ウサギ小屋暮らしだ。でも将来は人口が減ってくるから家も手に入れやすくなる』
みたいなことを、子供のころに大人たちから聞いたような記憶があります。

少子高齢化だけが問題じゃないですからね。

不動産に関しては、空き家の放置や、固定資産税・相続税の問題など、法律を改正したほうが良い要素も多いと感じているので、少しづづでも改善されて欲しいなと願っています。


自分なりの具体的なプランや提案は、別な場所で、発言したり提出したりするので、とりあえずここでは、


「衣食住は、もっと簡単に手に入っていいと思う」
と、まとめておきます。


written by 水瀬次郎

2019年5月5日日曜日

大岡川桜まつり!ヨコハマは海も川も遊びつくせる

横浜にもお花見スポットが、
たくさんありますよね。





横浜が好きな方は、どこが好きですか?



私の友だちのひとりは、横浜で生まれ育ちました。いまも住んでいます。

尋ねてみました。

すると、


「ここだよ」


と教えてくれました。


大岡川をゆく船の種類も数も増えた気がします



大岡川!


「と言ってもまあ、歩くだけ。なんだけど」


そのくらいが、ちょうどいいと思います。

そして、私も何度も、すでに歩いている馴染みの場所。

その友だちとも、日ノ出町界隈から伊勢佐木町など、さまざまな場所を散策しています。馴染みのエリアでしたが、花見スポットとしては認識していませんでした。


さりげなく、さらりと花吹雪のなかを、歩いていく。

最高です。


むしろ「ここ数年、一気に人気が出てきている」ようですね。


というわけで、


ご紹介するのは、横浜・桜木町界隈から、

大岡川です。





もちろん、JR・東急・みなとみらい・京浜急行・横浜市営地下鉄、いずれからもスムーズにアクセスできます。



ポイントは、「川の駅」があること!

詳しくは、のちほどご紹介しますね。


横浜 大岡川 桜まつり 

2019年は、3月30日(土曜日)から 4月 1日(月曜日)まで、大岡川桜まつりが開催されました。

なお、ぼんぼり点灯の期間は長く、3月23日(土曜日)から 4月14日(日曜日)まででした。



ぼんぼり点灯時間帯は、17:00から24:00まで。

夜桜を彩る、素敵な演出です。



写真にも写っていますが、大岡川にはクルーズ船が航行しました。

「春爛漫」の風の中を、しっかりと水をきって進んでいきます。

横浜は、海も川も、船が似合いますね。





クルーズ船は、さまざまな場所から出航します!




京浜急行・日ノ出町駅から徒歩2分にある、大岡川・日ノ出桟橋!


川の桟橋からクルーズ出航です。


お花見クルーズは京浜フェリーボート、ピア日本丸から!


京浜急行・黄金町駅の付近まで遡上します!


ポートサービスの桜満開クルーズは海と川を贅沢に観光!大さん橋から


およそ60分間の、ぜいたくな観光クルーズです。

大さん橋から大岡川へ、みなみとみらいを航行し、赤レンガ倉庫も眺められます。

桜だけでなく、横浜のいいところ全部!


大岡川桜クルーズ ヨコハマ グランドインターコンチネンタルホテル

ぷかり桟橋!


みなとハイカラコース

日本丸メモリアルパーク入り口から出航
これは豪華でエキサイティング!水陸両用スプラッシュです!
赤レンガ倉庫や桜の道を走り、スロープから海へ!
海上から見る桜は、カップヌードルミュージアムパークです。


工場夜景も?桜クルーズベネチア号

日ノ出桟橋から出航
ちまたで話題の工場夜景や、羽田空港の遠望もプランに取り入れられているようです。



クルーズは、「その時その季節そのタイミング」が勝負!
要予約もありますし、「たまたま当日そこに居合わせて乗れた」なんてこともありますので、花見の季節に限らず夏や秋にも注目しておいてください。





川の駅が登場!水上交通の拠点に


「川の駅」は、ある意味で「道の駅」「海の駅」と同じような感覚でしょうか。
水上交通の拠点として機能しています。

川の駅の最大の特徴は、カヌーなど「自分で漕ぐ」ことが可能な場合が多いこと。
体験型アトラクションの要素も強いので、思いきり楽しめます。
遊園地のような非日常エリアではなく、いつもの街角や馴染みのリバーサイドで体験できるので、見かけただけでテンションがあがります。

私は素人なので「カヌーなど」と表現してしまいますが、実際には、

・Eボート
・シーカヤック
・競技用ボート
・重力船
・水上バイク
・SUP

というラインナップです。





みなとみらいに流れ込む大岡川

およそ500本のソメイヨシノ。
リバーサイドに、3.5kmほど、咲き誇ります。

川に向かって枝を伸ばしているので、状況によっては「桜のトンネル」みたいに感じられます。



あくまでも川です。というのは、運河と違って、水量に変化があり、水深が浅いことも。
船によっては、川の中心部を航行せざるをえなかったり、桜の季節で水上交通も混みあいますので、お互いさまの精神が求められると思います。

というのも、船の種類によって、スピードも大きく異なるからです。

場合によっては、追いこしたり、追いこされたり。そうせざるを得ないのです。

船ならではの注意点も、魅力のうちですね。






歩くと意外と長い!海辺から内陸まで


ゆっくり桜並木を歩けば、あっというまに一時間なんて過ぎてしまいます。
舗道は整備されていますので、とても歩きやすいです。

大岡川プロムナードは、弘明寺エリアです。
京浜急行線・弘明寺駅下車、横浜市営地下鉄・弘明寺駅下車。

もしかすると、横浜市営地下鉄は「ブルーライン」と呼んだほうが、わかりやすいかもしれませんね。

対して、みなみみらいエリアは大岡川夢ロードという名称です。



SNSの投稿も盛んです!

ツイッターやインスタグラムでの投稿も多いです。地元の人たちが慣れ親しんでいるだけでなく、うわさを聞きつけて集まってくる人たちも増えています。

ちょっとだけ、ご紹介させていただきますね。











大岡川プロムナードは夜桜も素敵です。弘明寺商店街に近いので、安心して出かけられます。


大岡川を取材した番組も増えている気がします。
ヨコハマを取材する中で、みなとみらいだけでなく、野毛山公園界隈や日之出町方面、さらに大岡川沿岸など、「ここ良いね!」というスポットが注目を集めている感じです。

まとめ


水質も良くなってきている気がします。

まだ知らない方は、春だけでなく夏や秋にもお出かけして、散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。一度でも自分の足で歩いておくと、土地勘が備わります。

水上交通の様子を把握しておくだけでも、いざ『予約して花見しようか』というときに、スムーズになります。


ぜひ、水辺の桜と散歩を、さらには水上体験をお楽しみください。



written by 水瀬次郎












2019年5月3日金曜日

なんじゃもんじゃの木はヒトツバタゴ!一つ葉トネリコ

なんじゃもんじゃの木

と呼ばれている植物があります。






なんじゃ? もんじゃ!


いつ、どこで聞いた名前なのか、さだかではありません。

けれども知っています。

いつのまにか、覚えていました。

名前の由来がどうなのかというより、それって実在する木なのか?と思ったり。

いつしか年を重ねて大人になって。

絵本の世界やフィクションかと、考えたこともあります。

しかし、

なんじゃもんじゃの木は実在します。




ナンジャモンジャノキと表記されるのが正式のようです。


なんじゃもんじゃの木は「ナンジャモンジャノキ」と表記される

別名を知ると、なるほどと理解できます。




ナンジャモンジャノキの別名


ナンジャモンジャノキの別名は、「ヒトツバタゴ」です。


ヒトツバは、「一つ葉」「一ッ葉」のこと。一枚の葉っぱ、です。

一ッ葉のことを、単葉といいます。


タゴは、「トネリコ」という植物名です。トネリコは、複葉の植物です。

複葉のトネリコに似ているけれども、単葉の一ッ葉である。それが「ヒトツバタゴ」というわけです。



ヒトツバタゴ⇒ヒトツバ タゴ 
    
       ヒトツバ=一つ葉 一ッ葉 単葉
       タゴ=「トネリコ」という植物だが複葉である







似て非なるものゆえの名前


この木、なに?

トネリコ=タゴに似ているよね。

でも、トネリコ=タゴは複葉だよ。

この木、単葉だね。一ッ葉だから。


ナンジャモンジャノキとは、「単葉・一ッ葉である」「複葉のトネリコ・タゴに似ている」ことから、ヒトツバタゴと名付けられました。




ヒトツバタゴの花言葉は、「清廉」です。



なんじゃもんじゃの木となんじゃもんじゃ?


実は、日本各地に「なんじゃもんじゃ」と呼ばれている木が、何種類もあります。

御神木にもなっている「クスノキ」や、「ニレ」「犬桜」「菩提樹」など。

それぞれ、「なんじゃもんじゃ」と呼ばれています。




科と属でチェックしてみよう


ヒトツバタゴは、モクセイ科ヒトツバタゴ属です。

ちなみに、タゴ=トネリコは、モクセイ科トネリコ属。



クスノキは、クスノキ科ニッケイ属。
ニッケイは「肉桂」でシナモンのことです。

ニレは、ニレ科ニレ属。
熱帯雨林では、超高木に育つようです。

犬桜は、バラ科サクラ属。

菩提樹は、アオイ科シナノキ属です。

科と属で比べると、それぞれ違いますね。
「なんじゃもんじゃ」呼ばれていますが、それぞれに異なる分類になっています。



明治神宮のエピソード


現在は、明治神宮の外苑になっている場所。
江戸時代に、家がありました。
庭には名前のわからない木が育っています。

将軍が「あの木は、何の木か」と問われても、誰も名前がわかりません。
困りつつも見事な返しをした人物がいます。
その方は、とっさに「なんじゃもんじゃ」と答えたんだとか。

答えた人物は、徳川光圀。天下の副将軍、のちの水戸黄門さまです。

この「なんじゃもんじゃ」は、大正13年に天然記念物に指定されました。
現在は、2代目です。もちろん、1代目から植え継がれたもの。

植え継ぎを行ったのは、名勝や天然記念物の保存ならこの人と謳われた植物病理学者・白井光太郎博士です。


明治神宮外苑には、いたるところで育てられるようになりました。

さらに、「なんじゃもんじゃ」が描かれている絵もあります。






凱旋観兵式

明治神宮外苑にある聖徳記念絵画館に掲げられているNo.70です。

描いたのは、洋画家・小林萬吾


ちなみに、小林萬吾の孫が、アナウンサーの小林完吾さん。
1985年に、世界で大ヒットした「19」の日本語ラップというかナレーションを担当しています。
19」は、ベトナム戦争従軍兵の平均年齢だった、という内容。
「じゅじゅじゅじゅ・じゅうきゅう」というラップというかナレーションが、強烈です。




まとめ


その地方には珍しい、正体不明の木。しかも立派な木。
そんな木を指して、「なんじゃもんじゃの木」と言うようです。

ナンジャモンジャノキとして定着しているのが、ヒトツバタゴ
なお、明治神宮外苑の「なんじゃもんじゃ」も、ヒトツバタゴです。



written by 水瀬次郎