と呼ばれている植物があります。
なんじゃ? もんじゃ!
けれども知っています。
いつのまにか、覚えていました。
名前の由来がどうなのかというより、それって実在する木なのか?と思ったり。
いつしか年を重ねて大人になって。
絵本の世界やフィクションかと、考えたこともあります。
しかし、
なんじゃもんじゃの木は実在します。
ナンジャモンジャノキと表記されるのが正式のようです。
なんじゃもんじゃの木は「ナンジャモンジャノキ」と表記される
別名を知ると、なるほどと理解できます。
ナンジャモンジャノキの別名
ナンジャモンジャノキの別名は、「ヒトツバタゴ」です。
ヒトツバは、「一つ葉」「一ッ葉」のこと。一枚の葉っぱ、です。
一ッ葉のことを、単葉といいます。
タゴは、「トネリコ」という植物名です。トネリコは、複葉の植物です。
複葉のトネリコに似ているけれども、単葉の一ッ葉である。それが「ヒトツバタゴ」というわけです。
ヒトツバタゴ⇒ヒトツバ タゴ
ヒトツバ=一つ葉 一ッ葉 単葉
タゴ=「トネリコ」という植物だが複葉である
似て非なるものゆえの名前
この木、なに?
トネリコ=タゴに似ているよね。
でも、トネリコ=タゴは複葉だよ。
この木、単葉だね。一ッ葉だから。
ヒトツバタゴの花言葉は、「清廉」です。
なんじゃもんじゃの木となんじゃもんじゃ?
実は、日本各地に「なんじゃもんじゃ」と呼ばれている木が、何種類もあります。
御神木にもなっている「クスノキ」や、「ニレ」「犬桜」「菩提樹」など。
それぞれ、「なんじゃもんじゃ」と呼ばれています。
それぞれ、「なんじゃもんじゃ」と呼ばれています。
科と属でチェックしてみよう
ヒトツバタゴは、モクセイ科ヒトツバタゴ属です。
ちなみに、タゴ=トネリコは、モクセイ科トネリコ属。
クスノキは、クスノキ科ニッケイ属。
ニッケイは「肉桂」でシナモンのことです。
ニレは、ニレ科ニレ属。
熱帯雨林では、超高木に育つようです。
犬桜は、バラ科サクラ属。
菩提樹は、アオイ科シナノキ属です。
科と属で比べると、それぞれ違いますね。
「なんじゃもんじゃ」呼ばれていますが、それぞれに異なる分類になっています。
明治神宮のエピソード
現在は、明治神宮の外苑になっている場所。
江戸時代に、家がありました。
庭には名前のわからない木が育っています。
江戸時代に、家がありました。
庭には名前のわからない木が育っています。
将軍が「あの木は、何の木か」と問われても、誰も名前がわかりません。
困りつつも見事な返しをした人物がいます。
その方は、とっさに「なんじゃもんじゃ」と答えたんだとか。
困りつつも見事な返しをした人物がいます。
その方は、とっさに「なんじゃもんじゃ」と答えたんだとか。
答えた人物は、徳川光圀。天下の副将軍、のちの水戸黄門さまです。
この「なんじゃもんじゃ」は、大正13年に天然記念物に指定されました。
現在は、2代目です。もちろん、1代目から植え継がれたもの。
植え継ぎを行ったのは、名勝や天然記念物の保存ならこの人と謳われた植物病理学者・白井光太郎博士です。
「凱旋観兵式」
明治神宮外苑にある聖徳記念絵画館に掲げられているNo.70です。
描いたのは、洋画家・小林萬吾。
ちなみに、小林萬吾の孫が、アナウンサーの小林完吾さん。
1985年に、世界で大ヒットした「19」の日本語ラップというかナレーションを担当しています。
「19」は、ベトナム戦争従軍兵の平均年齢だった、という内容。
「じゅじゅじゅじゅ・じゅうきゅう」というラップというかナレーションが、強烈です。
1985年に、世界で大ヒットした「19」の日本語ラップというかナレーションを担当しています。
「19」は、ベトナム戦争従軍兵の平均年齢だった、という内容。
「じゅじゅじゅじゅ・じゅうきゅう」というラップというかナレーションが、強烈です。
まとめ
その地方には珍しい、正体不明の木。しかも立派な木。
そんな木を指して、「なんじゃもんじゃの木」と言うようです。
そんな木を指して、「なんじゃもんじゃの木」と言うようです。
ナンジャモンジャノキとして定着しているのが、ヒトツバタゴ。
なお、明治神宮外苑の「なんじゃもんじゃ」も、ヒトツバタゴです。
なお、明治神宮外苑の「なんじゃもんじゃ」も、ヒトツバタゴです。
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